定義、定理の丸暗記っていいの?
こんにちは。
いちようです。
今回は
<定義、定理の丸暗記っていいの?>
について話したいと思います。
まず、
答えから言いますが、
定義の丸暗記は
絶対してください。
定理の丸暗記は
絶対しないでください。
「え、どういうこと?」
あなたがそう思ったなら、
今回の記事は
絶対に、
最後まで読んでください!
まず、
定義と定理の違いです。
定義は、
ある概念があり、
それをこういう名前で
呼びましょうと決めたもの、です。
わかりにくいですよね。
例を出します。
●●●←この色はなんと言いますか?
赤ですよね。
なんで赤っていうんでしょうか。
誰かが日本語を作っていく上で、
赤って呼ぼうって決めたんですよね。
これが定義です。
一方、
定理は、
定義で定めた事柄に関して、
ある条件下で(ここが無い時もあります)
常に成り立つ性質です。
これも例を出します。
先ほどの例から、
「赤い」は定義ですよね。
同じように、
「りんご」も定義です。
そして、
「りんごは赤い」が定理です。
「りんご」も「赤い」も
定義ですが、
その定義から、
定めることができる不変の性質が
「りんごは赤い」ですよね。
よって、これが定理です。
定義は、
昔、とても頭のいい人たちが、
そう呼ぶといいねって
定めたものです。
これは、
そういうものとして、丸暗記してください。
一方、
定理には、
ちゃんと成り立つ理由があります。
どうやってその定理が成り立つのか、
それがわからなければ、
その定理を
本当の意味で理解することはできません
つまり、
使いこなせない
ということです。
数学は理屈をちゃんと考える学問です。
なので、
ある定理の証明が、
どういうことが言いたくて、
どういう背景があるのか、
そういう、
丸暗記ではわからない部分の理解が
あなたに、
数学の理屈を教えてくれます。
その理屈の理解がないと
わからない問題や、
その理屈自体を
導出するような問題も出ます。
だから、
定理は丸暗記ではダメなのです。
極端な話、
高校数学に出てくる
すべての定理を隅から隅まで
証明できるようにすれば、
応用問題にも対応できるような
数学的な考え方が身に付き、
どういうアプローチをしたら
問題が解けるかが、
簡単にわかるようになります。
定義は丸暗記する。
定理は丸暗記しない。
勉強するとき
意識してみてくださいね!!
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